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2010年03月25日
ハクセンシオマネキの大群集


写真はハクセンシオマネキの大群集(2009年8月1日)です。
製塩土器で有名な瀬戸内市の師楽遺跡のすぐ近くの干潟で見られます。
★かつて豊島の産廃不法投棄現場北海岸の干潟には泥干潟だけでなく砂利干潟もあり、ハクセンシオマネキが何万匹もいたそうです。現在は色々な種類のカニが戻ってきておりますが、ハクセンシオマネキだけは戻ってきません。二枚貝もとても少ないです。産廃撤去後には現場には植生回復など,跡地利用計画も視野に入ってきました。ハクセンシオマネキがもう一度見られる干潟になってほしいです。
★豊島住民会議のメンバーの漁師さんは時々言います。
「いくらお金があろうが、どんな進んだ科学技術でやろうが、人類は未だカニ一匹創り出す事もできとらんで。」
「生物多様性」を合言葉に、「環境再生」・「干潟創生」などとアマモを植えたり酸化鉄と竹炭を混ぜた団子を海に投入とか鉄鋼スラグを利用した人工漁礁で藻場や生態系の復活とか、[科学技術と資金を投入すれば不可能はないしマイナスをプラスに変えられる」などと薔薇色の未来を語る人たちには、特に聞いて欲しい言葉です。
Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 10:48│Comments(0)
│生物多様性?
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