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2012年05月22日
2012年05月21日
金環日食 2012/5/21大坂峠展望台
うどん県では東端部の引田あたりの県境が金環食の限界線でしたが、確実に金環食を写せる場所をと、初日の出ポイントを検索したら大坂峠展望台が近くだったんで、行ってきました。
全天にまんべんなく雲がありましたが、金環食の時だけ雲が薄くなり、何とか写りました。

前夜に雨が振り、出るときも曇っていて、09年の薩南諸島みたいに、折角行ったのに悪天候などの心配をしていましたが、雲が天然のフィルターになって、ND400の減光フィルター一枚でなんとかなりました。
全天にまんべんなく雲がありましたが、金環食の時だけ雲が薄くなり、何とか写りました。
前夜に雨が振り、出るときも曇っていて、09年の薩南諸島みたいに、折角行ったのに悪天候などの心配をしていましたが、雲が天然のフィルターになって、ND400の減光フィルター一枚でなんとかなりました。
2010年11月08日
第8回犬島の遺跡パトロール&ガイド養成講座
===第8回犬島の遺跡パトロール&ガイド養成講座===
「東の島々から犬島を眺める」

主 催:犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム・山崎治雄の写真記録保存顕彰会
共 催:里海探検隊
申し込み先:犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム
徳島大学埋蔵文化財調査室内(遠部 慎)
〒770-8503 徳島市蔵本町2-50-1
TEL・FAX:088-633-7236
集合場所・時間:牛窓港8:00(14時には終了予定)
参加費:(1000円程度) ※要事前予約
(限定20名)
服 装:散策される方は、長袖・長ズボン・帽子・タオル・軍手が望ましい。
目 的:犬島と研究で関連する島々の位置と歴史を学ぶ。
日 時:2010年11月23日(申し込み締め切り11/20)
場 所:黄島・黒島・青島・前島(前島で解散予定)
犬島発掘ブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/s_schliemann
助 成:福武教育文化振興財団 日本離島センター
要事前予約&限定20名なので、参加希望の方はお早めにご連絡下さいますよう、お願いします(*´∀`人)
「東の島々から犬島を眺める」
主 催:犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム・山崎治雄の写真記録保存顕彰会
共 催:里海探検隊
申し込み先:犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム
徳島大学埋蔵文化財調査室内(遠部 慎)
〒770-8503 徳島市蔵本町2-50-1
TEL・FAX:088-633-7236
集合場所・時間:牛窓港8:00(14時には終了予定)
参加費:(1000円程度) ※要事前予約
(限定20名)
服 装:散策される方は、長袖・長ズボン・帽子・タオル・軍手が望ましい。
目 的:犬島と研究で関連する島々の位置と歴史を学ぶ。
日 時:2010年11月23日(申し込み締め切り11/20)
場 所:黄島・黒島・青島・前島(前島で解散予定)
犬島発掘ブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/s_schliemann
助 成:福武教育文化振興財団 日本離島センター
要事前予約&限定20名なので、参加希望の方はお早めにご連絡下さいますよう、お願いします(*´∀`人)
2010年09月22日
里海画報~幻の白花の彼岸花
豊島の棚田の彼岸花は今年の猛暑のせいか、まだまだ花芽も見えません。
9月20日に唐櫃の清水のすぐそばの畑で10株程咲いていたのが例外でしたが,これは清水からの水と冷気が成せるワザ、霊験あらたかといった所でしょう。

ところで唐櫃の棚田で農作業をしている人何人かに聞いた所,非常に稀に白花が咲く事があるそうです。自分はまだ一回しか(↓の写真の分;98年撮影)見ていません。

真っ赤な彼岸花が圧倒的に多い中、赤い地に白縁のもあり、これは割と豊島では見られます。

「彼岸花は三倍体でクローン、全部同じ遺伝子を持っている」というのが定説ですが、豊島で見かける赤・白赤・白の3つの形質は単なる個体差なのか?それとも白いのは除草剤による発育不良等でそうなっているだけなのか?はたまた隔絶された離島である豊島で白花の遺伝子が遺ったのか?そして更にまたリコリスやショウキズイセンなどの園芸種との雑種なのか?
浅学な自分にはサッパリわかりません。
遥か昔、稲作文化を大陸からこの国にもたらした人達と一緒に彼岸花はやってきたそうで、豊島にはやはり棚田の米作りが始まった頃から彼岸花は咲いていたようです。そういったものを「史前帰化植物」と呼び、別の呼び方では「外来植物」でもありますが、豊島の棚田の風景の中で風に揺れる彼岸花は棚田の風景を構成する重要なパーツの一つでもあり、原風景と言ってよいものです。
現在開催されている瀬戸内国際芸術祭の公式ガイドブックを拝見した所,将来計画として唐櫃の棚田に全国から送ってもらった彼岸花の球根を植えて棚田の畔を彼岸花で飾る計画があります。棚田を彼岸花で飾るアート作品ということでしょうが、自分はこれを見ても全く心が踊りません。心踊らされるどころか、ひょっとしたら、彼岸花の部分だけ豊島の棚田が豊島でなくなってしまわないか、そういった危惧さえ感じます。
「三倍体でクローンだからDNAは全部一緒。大丈夫!」
はたしてそうなのか?
犯罪捜査のDNA鑑定がいい加減だったことが最近の冤罪事件でも指摘されております。そんな人の生死や運命に係わるものでさえとか考えてしまうし、あまり金にもなりそうにない彼岸花のDNA解析をちゃんと研究してきたデータがどれ程積んであるのか?
もし、今年、棚田で白い彼岸花を見つけたら、エタノール固定した彼岸花試料送りますから、誰か研究者の方,DNA解析していただけませんか?
★急募★
豊島の彼岸花のDNAを解析してくださる研究者・院生・学生の方いませんか?
エタノール固定した赤・赤白の彼岸花の試料と、もし今年発見できたら白花の試料,そして有り得ないけどもし発見できたら彼岸花の種子も送ります。(送料当方負担いたします)
大変申し訳ありませんが、試料送付の送料を当方が負担はできますが、謝礼を出す余裕がありません。だけど、もし豊島の彼岸花に興味をもたれる方,よろしく連絡お願いいたします。
こちらのメールまで→(担当:市村康) t-net◎poem.ocn.ne.jp (◎を@にかえて送信願います。)
それと、送り先は所属する研究機関・学校に限定させていただきます。
また、今年は猛暑のせいか、彼岸花の開花が遅れております。全く咲かない事はないと思いますが、白に出会えない可能性も高いです。その辺の事情,お察しください。
9月20日に唐櫃の清水のすぐそばの畑で10株程咲いていたのが例外でしたが,これは清水からの水と冷気が成せるワザ、霊験あらたかといった所でしょう。
ところで唐櫃の棚田で農作業をしている人何人かに聞いた所,非常に稀に白花が咲く事があるそうです。自分はまだ一回しか(↓の写真の分;98年撮影)見ていません。
真っ赤な彼岸花が圧倒的に多い中、赤い地に白縁のもあり、これは割と豊島では見られます。

「彼岸花は三倍体でクローン、全部同じ遺伝子を持っている」というのが定説ですが、豊島で見かける赤・白赤・白の3つの形質は単なる個体差なのか?それとも白いのは除草剤による発育不良等でそうなっているだけなのか?はたまた隔絶された離島である豊島で白花の遺伝子が遺ったのか?そして更にまたリコリスやショウキズイセンなどの園芸種との雑種なのか?
浅学な自分にはサッパリわかりません。
遥か昔、稲作文化を大陸からこの国にもたらした人達と一緒に彼岸花はやってきたそうで、豊島にはやはり棚田の米作りが始まった頃から彼岸花は咲いていたようです。そういったものを「史前帰化植物」と呼び、別の呼び方では「外来植物」でもありますが、豊島の棚田の風景の中で風に揺れる彼岸花は棚田の風景を構成する重要なパーツの一つでもあり、原風景と言ってよいものです。
現在開催されている瀬戸内国際芸術祭の公式ガイドブックを拝見した所,将来計画として唐櫃の棚田に全国から送ってもらった彼岸花の球根を植えて棚田の畔を彼岸花で飾る計画があります。棚田を彼岸花で飾るアート作品ということでしょうが、自分はこれを見ても全く心が踊りません。心踊らされるどころか、ひょっとしたら、彼岸花の部分だけ豊島の棚田が豊島でなくなってしまわないか、そういった危惧さえ感じます。
「三倍体でクローンだからDNAは全部一緒。大丈夫!」
はたしてそうなのか?
犯罪捜査のDNA鑑定がいい加減だったことが最近の冤罪事件でも指摘されております。そんな人の生死や運命に係わるものでさえとか考えてしまうし、あまり金にもなりそうにない彼岸花のDNA解析をちゃんと研究してきたデータがどれ程積んであるのか?
もし、今年、棚田で白い彼岸花を見つけたら、エタノール固定した彼岸花試料送りますから、誰か研究者の方,DNA解析していただけませんか?
★急募★
豊島の彼岸花のDNAを解析してくださる研究者・院生・学生の方いませんか?
エタノール固定した赤・赤白の彼岸花の試料と、もし今年発見できたら白花の試料,そして有り得ないけどもし発見できたら彼岸花の種子も送ります。(送料当方負担いたします)
大変申し訳ありませんが、試料送付の送料を当方が負担はできますが、謝礼を出す余裕がありません。だけど、もし豊島の彼岸花に興味をもたれる方,よろしく連絡お願いいたします。
こちらのメールまで→(担当:市村康) t-net◎poem.ocn.ne.jp (◎を@にかえて送信願います。)
それと、送り先は所属する研究機関・学校に限定させていただきます。
また、今年は猛暑のせいか、彼岸花の開花が遅れております。全く咲かない事はないと思いますが、白に出会えない可能性も高いです。その辺の事情,お察しください。
2010年06月24日
里海画報~ひろしまのソウルフード:がんす
広島県呉市広の練物商品の代表格でもある「がんす」という食べ物があります。
魚の練物をフライにしたもので、その起源は同じ広にある岡本蒲鉾が作ったのが最初だそうですが、岡本蒲鉾は「がんす」を意匠登録とか特にせず、それによって同業他社による「がんす」業界みたいなものが広島/呉周辺で形成されてきました。
広島・呉のスーパーや食品店などでは常備商品でもある「がんす」は、近隣他県でも作られ、島根県産の「がんす」が備後西城や東城でも売られており、それは香川県の讃岐うどんがひとつの「讃岐うどん」業界を形成・発展していったのと同じような発展をしている商品でもあります。
■がんす娘。のスケジュール帳
http://gansumusume.sblo.jp/
広で産まれ育った女性の方がブログで自分の店での「がんす」販売/営業活動などの日常を書き綴った「がんす娘。のスケジュール帳」、とにかくポジティブな広島言葉・がんす言葉に溢れており、広島に十三年ほど住んだ自分には懐かしく,時々ブログを読ませてもらい、よく買い物に行ったスーパーの名が出る度に背中に広島まで飛んでいける羽根が生えて来そうになります。
★最近、地産地消の創作料理を謳う料理人や店が瀬戸内海各地はじめ全国で大量発生していますし、それが地域活性化の起爆剤になると行政や商工会も信じて色々イベントや産直市などをやっていますが,どうも、どこでも判で押したような「地産地消」ばかりで、そろそろ鼻についてきた人も居ると思います。そんな風潮に流される事なく「がんす」みたいに地域で愛され食べつづけられる食品を地域の人たちももっと大事にするべきだと思います。
豊島で、例えば旬のママカリをすり身にして平たくしたものをフライにすれば
「ままかりdeがんす」
といったものができそうです。そしてそれを使って
「ママカリカツカレー」
とかのバリエーションもできそうです。
「机上の空論」ではありますが、豊島で「地産地消」という「大文字の言葉」(@宮本常一)を唱える前に、広の「がんす」みたいな地域で本当に愛されるものをもっと大事にするべきです。
■豊島では「ママカリのつみれ汁」「ママカリ三杯酢」「イギス豆腐」他,沢山のソウル・フードがあります。そういった「大文字の言葉」で変に持ち上げる必要のない日常の食文化を瀬戸内海の住民は大切にしています。


(↑写真は三宅水産ではなく、島根県産の「がんす」で、西城のスーパーで買ってキャンプ場で二度揚げしました。美味しかったです。今度三宅水産のがんす食べたら、またレポートしますw)
魚の練物をフライにしたもので、その起源は同じ広にある岡本蒲鉾が作ったのが最初だそうですが、岡本蒲鉾は「がんす」を意匠登録とか特にせず、それによって同業他社による「がんす」業界みたいなものが広島/呉周辺で形成されてきました。
広島・呉のスーパーや食品店などでは常備商品でもある「がんす」は、近隣他県でも作られ、島根県産の「がんす」が備後西城や東城でも売られており、それは香川県の讃岐うどんがひとつの「讃岐うどん」業界を形成・発展していったのと同じような発展をしている商品でもあります。
■がんす娘。のスケジュール帳
http://gansumusume.sblo.jp/
広で産まれ育った女性の方がブログで自分の店での「がんす」販売/営業活動などの日常を書き綴った「がんす娘。のスケジュール帳」、とにかくポジティブな広島言葉・がんす言葉に溢れており、広島に十三年ほど住んだ自分には懐かしく,時々ブログを読ませてもらい、よく買い物に行ったスーパーの名が出る度に背中に広島まで飛んでいける羽根が生えて来そうになります。
★最近、地産地消の創作料理を謳う料理人や店が瀬戸内海各地はじめ全国で大量発生していますし、それが地域活性化の起爆剤になると行政や商工会も信じて色々イベントや産直市などをやっていますが,どうも、どこでも判で押したような「地産地消」ばかりで、そろそろ鼻についてきた人も居ると思います。そんな風潮に流される事なく「がんす」みたいに地域で愛され食べつづけられる食品を地域の人たちももっと大事にするべきだと思います。
豊島で、例えば旬のママカリをすり身にして平たくしたものをフライにすれば
「ままかりdeがんす」
といったものができそうです。そしてそれを使って
「ママカリカツカレー」
とかのバリエーションもできそうです。
「机上の空論」ではありますが、豊島で「地産地消」という「大文字の言葉」(@宮本常一)を唱える前に、広の「がんす」みたいな地域で本当に愛されるものをもっと大事にするべきです。
■豊島では「ママカリのつみれ汁」「ママカリ三杯酢」「イギス豆腐」他,沢山のソウル・フードがあります。そういった「大文字の言葉」で変に持ち上げる必要のない日常の食文化を瀬戸内海の住民は大切にしています。


(↑写真は三宅水産ではなく、島根県産の「がんす」で、西城のスーパーで買ってキャンプ場で二度揚げしました。美味しかったです。今度三宅水産のがんす食べたら、またレポートしますw)
2010年01月12日
第 33 回豊島原論 「萩 ほ う き 作 り」
第 33 回豊島原論
「萩 ほ う き 作 り」
竹や棕櫚で作った箒が日常生活の中で使われているのは今も見かけることがあり
ます。
秋を代表する花として知られている「萩」が花の終わった後、枝を束ねて使いや
すい箒に変身することをご存じの方は少なくなっているのではないでしょうか。
学校の冬休みの宿題で提出した体験があるほど「萩ほうき」作りは身近な作業
だったと聞いています。手作りできる方から学ぶことのできる機会です。
ぜ ひ ご 参 加 くだ さ い
★ 日 時
2010 年 1 月 17 日(日) 10:00〜14:00
★ 場 所
豊島唐櫃岡 清水六角庵
★ 材料代
500 円
★ 持ち物
軍手ほか作業のしやすい服装
★ 定 員
先着 10 名←締め切りました!
「萩 ほ う き 作 り」
竹や棕櫚で作った箒が日常生活の中で使われているのは今も見かけることがあり
ます。
秋を代表する花として知られている「萩」が花の終わった後、枝を束ねて使いや
すい箒に変身することをご存じの方は少なくなっているのではないでしょうか。
学校の冬休みの宿題で提出した体験があるほど「萩ほうき」作りは身近な作業
だったと聞いています。手作りできる方から学ぶことのできる機会です。
ぜ ひ ご 参 加 くだ さ い
★ 日 時
2010 年 1 月 17 日(日) 10:00〜14:00
★ 場 所
豊島唐櫃岡 清水六角庵
★ 材料代
500 円
★ 持ち物
軍手ほか作業のしやすい服装
★ 定 員
先着 10 名←締め切りました!
2009年12月26日
里海画報~港町のちょっと奥の方で
最近レトロと称してそこいらの家を改装してカフェーやワインバーや民宿などを開く人が多く、それをまたマスコミが「まちづくり」「地域再生」ともてはやすパターンが流行りみたいです。
しかしそういったものには、自分にとっては「別の惑星系」であり全く心が動かんです。
70年代末期、沖縄航路のフェリーの待ち時間に、神戸の友達に教えてもらって逝った時からここの惑星系に年一回は通っています。

丸玉は二軒あって多分焼跡闇市時代からガード下で独特の惑星系を造って続いており、店の戸をくぐると、中の雰囲気も客層も全く変わってない様子にいつも安心します。



広島で13年住んだあたりにもそんな惑星系がいくつかあったけど、今は区画整理で跡形もなくなってしまいました。
アイランダーの時に泊まった北品川の商店街を歩いたら、宿場町の風情を活かしたいこごちの好い空間でした。空襲で全部燃えて建て直したんはわかるけど、三代前から続いとるみたいな中華屋さんとか呑屋とか八百屋とかが元気で最高でした。

尾道や宇品や鞆などの港町のちょっと奥に入ったあたりがええとこが多いけど、わが街の「サンポート」とやらは、そんなんをすべて壊して無機質な空間を造って幻滅です。その跡にしたり顔して入ってくる連中からしたり顔で「CHANGE!」とか言われても心は動かんです。
しかしそういったものには、自分にとっては「別の惑星系」であり全く心が動かんです。
70年代末期、沖縄航路のフェリーの待ち時間に、神戸の友達に教えてもらって逝った時からここの惑星系に年一回は通っています。

丸玉は二軒あって多分焼跡闇市時代からガード下で独特の惑星系を造って続いており、店の戸をくぐると、中の雰囲気も客層も全く変わってない様子にいつも安心します。



広島で13年住んだあたりにもそんな惑星系がいくつかあったけど、今は区画整理で跡形もなくなってしまいました。
アイランダーの時に泊まった北品川の商店街を歩いたら、宿場町の風情を活かしたいこごちの好い空間でした。空襲で全部燃えて建て直したんはわかるけど、三代前から続いとるみたいな中華屋さんとか呑屋とか八百屋とかが元気で最高でした。

尾道や宇品や鞆などの港町のちょっと奥に入ったあたりがええとこが多いけど、わが街の「サンポート」とやらは、そんなんをすべて壊して無機質な空間を造って幻滅です。その跡にしたり顔して入ってくる連中からしたり顔で「CHANGE!」とか言われても心は動かんです。
2009年12月22日
里海画報~オノミチkキサンゴ
瀬戸内海では、よく恵比寿神社などに珊瑚が祀られていることがあります。

オノミチキサンゴという石珊瑚の仲間ですが、暖流沿いにかなり北の方まで分布しており、瀬戸内海でも時々底引き網に掛かるそうです。
この写真のサンゴは白く風化していますが、生きて居るのは綺麗なオレンジ色をしており、漁師さんは網に掛かったら瑞兆として恵比寿さんに奉納するそうです。
11/3に櫃石島に行った時に見かけましたが、粟島/豊島他、各島のえべっさんに祀られており、瀬戸内海の海民の龍宮信仰を裏付けるものとして民俗学の研究対象にもなっています。
香川県の絶滅危惧種指定は海の生物に関しては殆ど指定はありませんし、オノミチキサンゴも指定されてはいません。
網に掛かって奉納される事は海に生きる人たちの自然に対する敬虔な信仰の行為でもあり、そういった敬虔な信仰心も含めて、オノミチキサンゴは汚れを知らなかった瀬戸内海の原風景を象徴するものとして大切にしていきたいものです。
オノミチキサンゴという石珊瑚の仲間ですが、暖流沿いにかなり北の方まで分布しており、瀬戸内海でも時々底引き網に掛かるそうです。
この写真のサンゴは白く風化していますが、生きて居るのは綺麗なオレンジ色をしており、漁師さんは網に掛かったら瑞兆として恵比寿さんに奉納するそうです。
11/3に櫃石島に行った時に見かけましたが、粟島/豊島他、各島のえべっさんに祀られており、瀬戸内海の海民の龍宮信仰を裏付けるものとして民俗学の研究対象にもなっています。
香川県の絶滅危惧種指定は海の生物に関しては殆ど指定はありませんし、オノミチキサンゴも指定されてはいません。
網に掛かって奉納される事は海に生きる人たちの自然に対する敬虔な信仰の行為でもあり、そういった敬虔な信仰心も含めて、オノミチキサンゴは汚れを知らなかった瀬戸内海の原風景を象徴するものとして大切にしていきたいものです。
2009年09月20日
里海画報〜犬島貝塚in岡山大学
岡山大学であった犬島貝塚調査保護プロジェクトの第3回研究発表会に「豊島のトランク」を展示してきました。

第一回・第二回は岡山デジタルミュージアムでしたが、今回は初めての岡大でしたが、犬島の地質や地形からはじまり、石器の材料の流通などの話題があり、古墳や淡水貝/微小貝などの新たな発見とともに、貝層の下に火山灰があったなど、貝塚形成以前の層まで深く掘り下げて研究が進んでいく事を予感させる、密度の濃い研究発表会でした。


第一回・第二回は岡山デジタルミュージアムでしたが、今回は初めての岡大でしたが、犬島の地質や地形からはじまり、石器の材料の流通などの話題があり、古墳や淡水貝/微小貝などの新たな発見とともに、貝層の下に火山灰があったなど、貝塚形成以前の層まで深く掘り下げて研究が進んでいく事を予感させる、密度の濃い研究発表会でした。
2009年08月20日
里海画報~アカテガニ放仔 09/8/7・8夜
真夏の大潮の満潮時、アカテガニが山から降りて来て♀のお腹いっぱいになった幼生を波打ち際で放仔する行動が見られます。


前回は8/6~8の夜に見られましたが、次回は8/21~23の夜にも見られそうです。
不法投棄現場北海岸の波打ち際でも、8/6・7の深夜、沢山のアカテガニが波打ち際に並んで放仔していて、またそのすぐ上のハマゴウなどの茂みの中では♂♀がくっついて交接もしていました。


動画記録にも挑戦してみましたが、暗すぎてイマイチ見にくいものになってしまいました。
http://peevee.tv/v?5rn831
次回はアカテガニに警戒されないような照明も工夫して撮ってみたいです。


前回は8/6~8の夜に見られましたが、次回は8/21~23の夜にも見られそうです。
不法投棄現場北海岸の波打ち際でも、8/6・7の深夜、沢山のアカテガニが波打ち際に並んで放仔していて、またそのすぐ上のハマゴウなどの茂みの中では♂♀がくっついて交接もしていました。


動画記録にも挑戦してみましたが、暗すぎてイマイチ見にくいものになってしまいました。
http://peevee.tv/v?5rn831
次回はアカテガニに警戒されないような照明も工夫して撮ってみたいです。
2009年08月18日
里海画報~犬島時間 09/8/1~9
岡山市犬島であった「犬島時間」で「豊島のトランク」を展示してきました。

無人島ツアーのガイドも担当していて、犬島貝塚や沖鼓島などに上陸し、日頃見られない遺跡の自然や海からの精錬所などの風景を愉しんでいただきました。



動画:http://peevee.tv/v?5s5vbf
動画:http://peevee.tv/v?5s5pfa
沖鼓島で拾ったクマー!を連れて帰り、企画展や無人島ツアーの看板として働いてもらいました。
朝日学区の児童達にはトテモ好評だったようです。



無人島ツアーのガイドも担当していて、犬島貝塚や沖鼓島などに上陸し、日頃見られない遺跡の自然や海からの精錬所などの風景を愉しんでいただきました。



動画:http://peevee.tv/v?5s5vbf
動画:http://peevee.tv/v?5s5pfa
沖鼓島で拾ったクマー!を連れて帰り、企画展や無人島ツアーの看板として働いてもらいました。
朝日学区の児童達にはトテモ好評だったようです。



2009年08月15日
2009年08月15日
2009年08月15日
2009年07月31日
里海画報~犬島時間;搬入09/7/31
岡山市の犬島で開催される「犬島時間」(8/1~3・8/7~9)の企画展「犬島貝塚」で展示する「豊島のトランク2号艇」を搬入してきました。
トランクを「犬島少年の家」の研修棟に持っていき、設置する場所でまず開き、

トランク内の梱包材を外し、


貝層のブロックの箱も開けて

中玉遺跡表面採集セットも開けて


展示するとこんな感じです。

パネルも設置して、

資料を置く机も借りて来てこれでひとまず完成です。
トランクを「犬島少年の家」の研修棟に持っていき、設置する場所でまず開き、

トランク内の梱包材を外し、


貝層のブロックの箱も開けて

中玉遺跡表面採集セットも開けて


展示するとこんな感じです。

パネルも設置して、

資料を置く机も借りて来てこれでひとまず完成です。

2009年07月23日
日食 09/7/22
高松も曇りで時々雲の切れ間から三日月みたいな太陽が見られました。
ずっとお蔵になっていたND400のフィルターを捜すのに手間取って三脚にカメラセットしたらもう10:50でした。
マクロ200mm+テレコン(×2)でフィルム換算なら600mm位の見当で撮りました。カメラがほぼ最大射角でしたからND400はきっちりねじ込まず、雲から出た時だけ被せたり外したりました。
そんなんで撮ったんを1/4トリミングしたJPG画像でスライドショーを合成して動画ファイルに変換してみました。
http://peevee.tv/v?5p9wa8
★10:50

★10:57

★11:03

★11:06

★11:07
ずっとお蔵になっていたND400のフィルターを捜すのに手間取って三脚にカメラセットしたらもう10:50でした。
マクロ200mm+テレコン(×2)でフィルム換算なら600mm位の見当で撮りました。カメラがほぼ最大射角でしたからND400はきっちりねじ込まず、雲から出た時だけ被せたり外したりました。
そんなんで撮ったんを1/4トリミングしたJPG画像でスライドショーを合成して動画ファイルに変換してみました。
http://peevee.tv/v?5p9wa8
★10:50

★10:57

★11:03

★11:06

★11:07

2009年07月17日
里海画報~豊島の里海盆栽 09/7/11・12日
豊島でやってきた盆栽作り、島の人からニシ貝の殻を提供して頂いてかなり進みました。

まずハンマーで殻に穴をあけて


孟宗竹のポットで育てた苗(この場合はハマゴウ)にかぶせて用土を足し


ひとまずこんな感じで仕立てました。ハマゴウは日向に出すと本当はもっと大きくなります。

ハマナデシコもこんな感じになりました。本当は日向に置きたいけど、週一でしか世話できませんので、柿の木の下の半日陰です。

他にはトベラ・南天・アキグミ・ヒサカキなども育成中です。
ニシ貝盆栽は全部で三十鉢以上できました。
そろそろ豊島の皆様に配布できそうです。豊島の「地」の海岸植物の良さに気付いて欲しく、素人盆栽作りをやってます。

まずハンマーで殻に穴をあけて


孟宗竹のポットで育てた苗(この場合はハマゴウ)にかぶせて用土を足し


ひとまずこんな感じで仕立てました。ハマゴウは日向に出すと本当はもっと大きくなります。

ハマナデシコもこんな感じになりました。本当は日向に置きたいけど、週一でしか世話できませんので、柿の木の下の半日陰です。

他にはトベラ・南天・アキグミ・ヒサカキなども育成中です。
ニシ貝盆栽は全部で三十鉢以上できました。
そろそろ豊島の皆様に配布できそうです。豊島の「地」の海岸植物の良さに気付いて欲しく、素人盆栽作りをやってます。

2009年07月16日
里海画報~早稲田米 09/7/12
硯で早稲田永田研が作っている古代米の田んぼを見に行きました。
順調に育っているようです。
コシヒカリやヒノヒカリと違って草丈が長いです。


黒紫の古代米ができる早稲田米ですが、葉の縁も黒く縁取りされています。

早稲田田んぼのすぐ下の水路にはアカテガニが何かを食べていました。
甲羅が笑っているような模様なので「笑いガニ」と呼んだ学生もいました。

レースみたいなカワラナデシコも風に揺れていました。

コオニユリも咲いて、豊島はもう完全に夏です。
順調に育っているようです。
コシヒカリやヒノヒカリと違って草丈が長いです。


黒紫の古代米ができる早稲田米ですが、葉の縁も黒く縁取りされています。

早稲田田んぼのすぐ下の水路にはアカテガニが何かを食べていました。
甲羅が笑っているような模様なので「笑いガニ」と呼んだ学生もいました。

レースみたいなカワラナデシコも風に揺れていました。

コオニユリも咲いて、豊島はもう完全に夏です。

2009年07月16日
里海画報~棚田の風景 09/7/12
唐櫃の棚田に行ってきました。
6/21に田植えをしてもう4週目です。

棚田の向こうの海には犬島が見えています。

梅雨が終わりかけてトンボも多くなってきました。
脚を綺麗に畳んで空気抵抗を低減して飛ぶのがわかりますか?

シジミも花の蜜を吸うのに夢中です。
6/21に田植えをしてもう4週目です。

棚田の向こうの海には犬島が見えています。

梅雨が終わりかけてトンボも多くなってきました。
脚を綺麗に畳んで空気抵抗を低減して飛ぶのがわかりますか?

シジミも花の蜜を吸うのに夢中です。

2009年07月16日
里海画報~海蛍 09/7/11
夕暮の不法投棄現場北海岸に行ってきました。
沖の浮灯台に赤い灯が灯ります。アマモの頭が暗い海に浮かんで揺れています。

沖を最終便の家浦行きフェリーが通ります。もう20:00近くになりました。

暗い干潟にアマモが絨毯のようにひろがっています。

海蛍の光が見え出しました。光の航跡を曳いてオーロラみたいです。


歩いた後にも点々と光ってまるで星座みたいです。
沖の浮灯台に赤い灯が灯ります。アマモの頭が暗い海に浮かんで揺れています。

沖を最終便の家浦行きフェリーが通ります。もう20:00近くになりました。

暗い干潟にアマモが絨毯のようにひろがっています。

海蛍の光が見え出しました。光の航跡を曳いてオーロラみたいです。


歩いた後にも点々と光ってまるで星座みたいです。
