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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年03月30日

ハマボウフウの天麩羅


ハマボウフウが丁度食べ頃で、スコップ持って砂浜に行ってきました。
牛蒡みたいな根っ子があるけど、全部掘らずに途中まででやめて、また来年出てくれるようにして、数本貰って天麩羅にしました。
根っ子にちょっと砂を噛んでヂャリッとしましたが、アクも無くイイ香りでした。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 21:48Comments(0)里海画報

2009年03月26日

押型紋土器

犬島貝塚や礼田崎貝塚では縄文早期の押型紋土器などが出土しています。
犬島貝塚では砂州を歩いていて見かける事もあります。
今から約一万年前の土器です。

しかし、これ見せてもらって思いついたけど、クッキーとか作ったら豊島・犬島「オリーブ諸島」のイイお土産になるかもしれません。
縄文時代の主食でもある団栗も入れて、お酒のアテにもなるようにママカリのミンチとオリーブ油も練りこんでvvvvvの模様を押して(以下軍事機密)
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 14:22Comments(2)オリーブ諸島

2009年03月24日

北浜の桜

23日、豊島から北浜に帰り着いて、すぐに北浜の神社の桜が眼に付きました。
一分咲きくらいでした。
  
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Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 17:09Comments(0)里海画報

2009年03月24日

犬島貝塚の発掘2008/現地説明会

一昨日の事ですが、岡山デジタルミュージアムでの「犬島貝塚の発掘2008」は定員の二倍入る大盛況でした。入りきれなかった人は別室のモニターで見てもらいました。
有り難う御座いました。


29日には現地説明会も企画しております。

★犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム
『犬島貝塚第2次調査現地説明会』
日時:平成21年3月29日 11:30~
集合場所:岡山市立犬島自然の家(天体講習室)
参加費:無料(現地見学希望者は別途費用が必要です[先着30名程度])

〔プログラム〕
11:30 開会挨拶
①発見の経緯(小野伸)
②第1次調査の概要(犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム)
③第2次調査速報 (犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム)
④Lunch Time
⑤発掘調査見学会 ~13:30終了
お問い合わせ先 岡山市立犬島自然の家
        (Tel 086-947-9001 Fax 086-947-9303)
        犬島港から徒歩10分程度
定期船時刻表(3/29) 片道大人300円/小人150円
宝伝 6:25 8:00 11:00 13:00 13:45 17:00
犬島 6:40 8:20 11:15 13:20 14:00 17:15
*現地見学には船舶でしか行けません。岩場を歩いたり、足下が悪い場合も多いため、長ズボン、スニーカー、軍手等をご用意ください。

主催 犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム
協力 岡山市立犬島自然の家・岡山理科大学
   犬島再発見の会・犬島時間・小さな考古館
   伊吹島研究会・九州縄文時代早期研究会
   旭タオル株式会社・エステート企業株式会社
   PNGグループ・美緑
   西部技術コンサルタント株式会社
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 16:31Comments(0)里海画報

2009年03月24日

竹喰い犯の正体か?

竹を乾かして置いといたら、穴が開いてそこから粉が出て用材として台無しになることがあります。シロアリか?と心配しましたが、盆器を作る時に電動丸鋸で切ったら竹の食痕から綺麗な赤いカミキリが出てきました。出てきても動きが鈍く、まだ冬眠中なのかもしれません。
図鑑で竹を食べる赤いカミキリはベニカミキリしか載ってないので、この仲間だと思います。
盆器なので竹に穴が開いても割れたわけで無いので特に気にせず使います。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 15:11Comments(0)里海画報

2009年03月23日

盆器は全て豊島産

盆栽の器はニシ貝や豊島石や竹を、器の底穴を塞ぐのには棕櫚の繊維を、用土は自生地に近い砂質のものを使い、苗は木の陰になって育つ見込みの無いひこ生えや種子を採取して、一切店で購入はせずにやる方針です。
全て豊島で只で手に入るものばかりです。




一番下の写真の豊島石の器は灯篭の中の灯明受けらしいです。
家浦の春日川の河口に埋まっていました。(当然無料でした。)  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 18:43Comments(0)里海画報

2009年03月23日

豊島の里海盆栽

鬼無などの盆栽農家の人に見せたら殴られそうですが、盆栽にチャレンジしてみました。
盆器はニシ貝や竹で、土も種も全て豊島産です。
乾燥に強い海岸植物ですが、素人盆栽で巧く育つかどうか、とにかくスタートです。


香りがローズマリーとそっくりのハマゴウも盆栽にできるかどうか、やってみます。乾燥や塩害に強いけど、誰も盆栽に仕立てたのを見た事も聞いた事もないです。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 18:15Comments(0)里海画報

2009年03月17日

煙水晶

他のブログなどで煙水晶の事を書いたら結構アクセスが延びて多い時は1日に数百PVを記録した事があります。どんな人が見ているのか少し興味を持ったので、「煙水晶」で検索してみたら、出て来るのは殆どが「パワーストーン」とか「スピリチュアル」など、水晶製品を売って金儲けのネタにしようとするとこばっかりが出て、「旧石器時代の磐座の中央には水晶の巨石があって・・・」とか「煙水晶には不安を取り去る効能があります」とか、もっともらしい事を書いています。ペンダントなどに加工した水晶の値段を見ると、ここに出した写真の大きさ位のが数万円もするのがあったりして、こんなんを見て水晶を買って身に付けて不安が消えるのかと、呆れてしまいました。中には透明な水晶に放射線を当てたり加熱したりして着色した「自称煙水晶」を売っていたりとか、もう「スピリチュアル詐欺」といってもいいレベルのものまであるようで、そんなの買って手に入る心の平安とは、どんなもんか、とてもあほらしいと思います。

試しに写真の自分で見つけた水晶を財布の底に入れて持ち歩いて見ましたが、日頃と変わらず何の変化も自分には起こらず、結局持っている事さえ忘れて3ヶ月ほどが過ぎていました。
瀬戸内海沿岸で花崗岩地帯ならばどこでも水晶が出る場所はざらにあり、そんな所の家や畑などの裏山や地下にいくらでも水晶はあったりしますし、露西亜などの水晶産地では1m位の巨大な水晶が出ますが、世界中の水晶産地に住んでいる人々は別にそれと関係無く喜びも悲しみも幾歳月抱えつつ日々暮らしています。

  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 16:44Comments(0)疑似科学・偽科学・トンデモさん

2009年03月17日

盆栽をやってみるか

家浦の春日川の河口で生物調査をやっていたら、泥の中に豊島石の何かお墓のパーツみたいなものが出てきました。蝋燭とか線香を立てるものみたいですが、石工さんたちに聞いても「お墓のもんぢゃろう」というだけで用途ははっきり判りませんでした。
ニシ貝の大き目の殻を貰ってきて器の開口部に蓋をして土を入れてトベラやヤブツバキやハマナデシコを寄せ植えして「豊島の里海盆栽」としてデビューさせようと画策中です。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 15:48Comments(3)里海画報

2009年03月17日

ニシ貝(アカニシ)

「ニシ」「ニシ貝」と豊島では呼びますが、図鑑では和名「アカニシ」で載っています。
底引き網でたくさん採れて、ゆがいて酢味噌で食べると美味しいです。殻の大きさが15cm以上のが食べ出があります。不法投棄現場北海岸では10cm以下のが多く、その大半は北海岸のアマモ場の干潟で生まれたものだと思われます。
肉食性の貝で、他のオニアサリなどの貝を食べているところも見たことがあります。アカニシが育つ為には餌になる他の貝などの生物がたくさん居ないと生きていけません。

時々子供達が稚魚やアサリやアマモなどを放流するイベントをマスコミなどで流したりしていますが、放流したそれらがちゃんと生きて行ける環境になっている場所でないと単なる「イベント」で無意味な物になってしまうこともあるし、その行為があたかも環境に良い持続性のある事をしているみたいな誤ったイメージを子供達に植え付け、ある面有害でもあります。

北海岸は一時汚染が酷かったですが、汚染源が止まって微細藻類が増えアマモや干潟の生物が一気に増えて行った事で、アカニシやトリガイなどが育つ海のゆりかごに戻って行った事実を、閉鎖性海域である我々瀬戸内海沿岸の住民は忘れてはいけません。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 12:44Comments(0)里海画報

2009年03月17日

白椿


赤いヤブツバキの次に咲き出すのは園芸種の大輪の白い椿です。
椿の花は殆どの種類がうつむき加減で咲くため、他の枝などを持って来てその上に花のある枝を引っ掛けて撮る事が多く、まるで生け花やフラワーアレンジメントをやっているみたいに苦労しながらも、一番イイ画角を探して撮っています。
メジロなどの鳥がやってきて蜜を吸うのか、花に傷がついているものが多く、フォトジェニックな椿の花を探すのは花盛りの盛期でないと苦労します。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 12:31Comments(0)里海画報

2009年03月16日

ガイタチの新芽

サルトリイバラの新芽(花芽)がもう伸びはじめました。
小さい蕾がこぼれてきたら、天麩羅にしましょうか。

豊島ではサルトリイバラの事を「ガイタチ」「山帰来」と呼びます。過疎で手入れが出来ない山林のガイタチはすぐに蔓を伸ばして蔓延り森造りの邪魔者扱いですが、自分は少しでも森に良かれと思って新芽を摘みます。摘むのは花芽よりも葉の方の芽が3~5cmに伸びて綺麗な朱鷺色になったんを千切ってきて天麩羅にします。アクが少なく美味しいです。

★「山帰来」は中国原産の近縁種で漢方薬にしますが、豊島には本来の「山帰来」はありません。ガイタチの新芽の天麩羅はおいしいだけで別に薬効もありません。だけど、新芽をドンドン摘んで食べたら、森に入る時引っ掻き傷をつくったり服が破れる事が少しは減る「効能」があります。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 15:01Comments(0)里海画報

2009年03月16日

賀川豊彦「死線を越えて」復刊

北海道のマスコミの人のブログに拠ると、賀川豊彦「死線を越えて」が、4月7日にPHP出版から復刊されるらしいです。
http://ch01617.kitaguni.tv/e900749.html

現代教養文庫版「死線を越えて」を自分はブクオフの100円コーナーで見つけて持っていますが、豊島とか立体農業などに関しては何も書いていません。
神戸の街で貧民街に自ら住み込んで貧民救済活動をして葛藤していたころの事が主に書かれており、出た当時は資本主義の出来かけみたいな時代で今よりもっと貧富の差が酷く、福祉とか生活保護などのセーフティネットなどの発想も希薄だった当時の世の中の人たちの心を直撃したベストセラーだったようです。
小林多喜二「蟹工船」が出るのは「死線を越えて」の何年も後の事で、今考えてみると憲法二十五条の精神の基礎になるものがこの頃「死線を越えて」で萌芽していたとも思えます。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 11:58Comments(4)豊島の歴史

2009年03月14日

偽十字

戦争中、キリスト教の社会改革者である賀川豊彦が豊島にいたことは、あまり知られていません。
神子ヶ浜にあった家に住み、島外には出られませんでしたが、密かに「ゲッセマネの園」「グリーンチャペル」と呼ばれた場所で石を組んで十字架などを造り、そこで日々祈っていたみたいです。
山一つ向こうは陸軍船舶部隊の特攻基地があり、特四式連絡艇といふ名のベニヤ板製で爆雷を積んだ特攻ボートの訓練基地でもあり、更にもう一つ山向こうの海面では海軍のゲタ履き特攻といふ水上機の特攻隊が機体を隠していたり、駆逐艦に木等をかぶせて偽装したりして来るべき本土決戦に備えていた、そのすぐ近くで賀川豊彦が居たみたいです。軍部としては合衆国との繋がりが深い賀川豊彦を、政治犯が居た網走監獄みたいなとこでなく管理しやすい豊島みたいな離島に置いて「人間の盾」としときたかったのかも知れません。
去年、当時の「グリーンチャペル」を探す試みが行われましたが結局見つからず、すぐ近くのピークに十字架を仮に建てたようですが、新たにまた豊島の人たちによる探索が行われており、「偽十字」を取り払い、本当の「グリーンチャペル」に十字の石組みが再現される日も近いと思います。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 15:22Comments(0)豊島の歴史

2009年03月14日

梅が終わった頃です

豊島の梅もそろそろ終わり、今年は梅をじっくりと撮る間がなく、高松に帰る松栄丸の甲板で切花になった豊島の梅をやっと写せました。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 15:03Comments(0)里海画報

2009年03月14日

ヤブツバキ

犬島アートプロジェクト「精錬所」を去年外からだけ見ましたが、感心したのは、植栽を瀬戸内海の島々に普通にあるヤブツバキやトベラやマルバシャリンバイなどの樹木を植えていた事で、岡大の生態学の先生の指導があったそうです。下草としてツワブキまで植えていた念の入れ方で、これを見て「持続的な発展」が犬島で行われていることを確信できました。
豊島にもヤブツバキなどは当然自生しており、これらを実生や挿し木で育苗すれば時間はかかっても確実に豊島の「未来の森」となると思っています。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 14:57Comments(0)里海画報

2009年03月14日

雑草を焼く

唐櫃の清水のすぐそばの畑にじゃが芋などを植えて6月7日のアースデイで芋掘りをすることになりました。
まず枯れた雑草を焼いて、トラクターで耕すことから始まります。
春の畑で上がる煙は畑のはじまりの狼煙でもあります。

★香川県では野焼きは農業目的で枯草などを焼く時だけ認められています。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 14:45Comments(0)里海画報

2009年03月13日

斜め読みブックレヴュー~雷撃深度一九・五(@池上司)

映画「真夏のオリオン」の原作の一部だそうで、映画の方も「シカク餅」の方が主演と、出来上がりが愉しみです。
http://www.manatsu-orion.com/
原作と映画は相当違ってくるみたいですが、それはそれで劇場公開までの楽しみ、といふことでレビューです。

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夜の徘徊途中の丸亀町M脇書店本店で見つけて立ち読みしたら閉店まで止まらず、買うて帰ってからざっと寝る前に通読したけど、人間魚雷「回天」とか出る戦争サスペンス物としては悲壮感が全くなく、とはいっても仮想戦記みたいなトンデモ要素も無く、ある面剣豪小説みたいに真面目に潜水艦と巡洋艦の戦いをきちんと誠実に丹精に書いたもので、右や左のお客様にも立場や思想信条を越えてお奨めです。今後も何度か読み返しそうです。
作中、潜水艦モノの名作「シービュー号」と「眼下の敵」の要素が所々にイースターの卵みたいに隠されており、それも6月の映画公開までの楽しみです。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 14:13Comments(0)ブックレヴュー

2009年03月13日

復活の芽

北海岸の岩に5mm位のイガイの稚貝が着いていました。イガイは瀬戸内海でも綺麗な潮通しの良い岩場にしか着きません。
大きくなる前にイボニシなどの肉食性の貝やチヌなどの大型魚に食害されてしまうこともあります。
そんな生存競争を潜り抜ける前に、海の環境のバランスが崩れたりすると、餌のプランクトンが少なくなり、それで生きて行けないこともあります。

イガイは豊島ではカラス貝と呼ばれる事もありますが、広島辺りなどではセト貝と呼ぶとこもあります。
豊島でも下の写真みたいに大きいのは、潮通しがよく流れがきついとこで本線航路のタンカーの波が打ち寄せる場所でしか見たことがありません。

  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 10:32Comments(0)里海画報

2009年03月13日

北海岸の春

北海岸の護岸にアオサの緑が鮮やかに見える春がやってきました。
もうすぐソフトコーラルのウミサボテンの姿も見られるようになります。
いろんな貝やカニやエビが活発に動き出します。
北海岸の護岸のアオサはそんな春の海の開幕を告げるカーテンが開くサインでもあります。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 10:17Comments(0)里海画報