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2010年04月28日
心の島~豊島
「心の島~豊島」
4月18日のアースデイと4月24・25日の豊島学(楽)研究発表会を無事終える事ができまして、ご参加・ご協力本当にありがとうございました。
今年も5月4日にお大師参りがありますが、毎回島の皆様がなさる心からのお接待について、聞く所によると、先の戦争中でも普通に行われてきたそうで、信仰に裏付けられた粘り強さと逞しさと一緒に、柔らかくしなやかで自由な豊島の「心」に打たれます。
お大師の信仰だけでなく、初日の出に手を合わせ、盆踊りを輪になって踊り、八幡様の秋祭りでは太鼓台をかき、また近世の切支丹や戦前・戦中の賀川豊彦をはじめとする基督者を優しく受け入れてきた歴史の他、多様な宗教を敬虔に信仰してきた豊島の人たちの足跡が島中に見られます。そしてそういった信仰は、ママカリやベラやヒラメやフグやニシ貝等海の幸や豊島石や棚田米や牧牛等の里山の幸など、島の豊かさに支えられて続いて来た事を強く感じます。
毎年お接待のおにぎりやお寿司や心太や甘夏の美味しさに感動(!)しながら、お大師の札所を廻らせていただいておりますが、行く道々で豊島の人たちが持ち続けてきた精神性の高さを強く感じます。そんな豊島の人たちの精神性を僭越ながら漢字で表現させていただくとしたら、それは「神聖な島」などという取ってつけたような仰々しい表現ではなく、やはり「敬虔な心の島」または「豊かな心の島」、短くまとめたら「心の島」という表現が一番相応しいと思います。

4月18日のアースデイと4月24・25日の豊島学(楽)研究発表会を無事終える事ができまして、ご参加・ご協力本当にありがとうございました。
今年も5月4日にお大師参りがありますが、毎回島の皆様がなさる心からのお接待について、聞く所によると、先の戦争中でも普通に行われてきたそうで、信仰に裏付けられた粘り強さと逞しさと一緒に、柔らかくしなやかで自由な豊島の「心」に打たれます。
お大師の信仰だけでなく、初日の出に手を合わせ、盆踊りを輪になって踊り、八幡様の秋祭りでは太鼓台をかき、また近世の切支丹や戦前・戦中の賀川豊彦をはじめとする基督者を優しく受け入れてきた歴史の他、多様な宗教を敬虔に信仰してきた豊島の人たちの足跡が島中に見られます。そしてそういった信仰は、ママカリやベラやヒラメやフグやニシ貝等海の幸や豊島石や棚田米や牧牛等の里山の幸など、島の豊かさに支えられて続いて来た事を強く感じます。
毎年お接待のおにぎりやお寿司や心太や甘夏の美味しさに感動(!)しながら、お大師の札所を廻らせていただいておりますが、行く道々で豊島の人たちが持ち続けてきた精神性の高さを強く感じます。そんな豊島の人たちの精神性を僭越ながら漢字で表現させていただくとしたら、それは「神聖な島」などという取ってつけたような仰々しい表現ではなく、やはり「敬虔な心の島」または「豊かな心の島」、短くまとめたら「心の島」という表現が一番相応しいと思います。

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 17:33│Comments(0)
│住民が守る里海
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