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Posted by あしたさぬき.JP at

2010年09月15日

第4回犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム研究会・講演会

第4回犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム研究会・講演会
http://blogs.yahoo.co.jp/s_schliemann/archive/2010/9/13
会場 岡山市デジタルミュージアム4F
司会(畑山智史)
13:00〜 開会挨拶
13:10〜 基調講演  岡山平野の縄文海進(鈴木茂之)
14:00〜第3次調査の概要
概要(犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム)
縄文土器(松本安紀彦)
石器群と理化学的分析(大智淳宏)
ハイガイの速報値(遠部慎)
 休憩+ポスターセッション+VTR放映
15:15〜 
犬島貝塚出土の貝類の成長線分析(畑山智史)
犬島古墳および出土遺物(澤田秀実)
第4次発掘調査計画(竹並千穂)

質疑・まとめ(16:30終了) 


  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 00:20Comments(0)住民が守る里海

2010年09月02日

暦 2010/9

9月のカレンダーを作りました。(PDF・JPG)

↓のリンクをクリックしてダウンロードしてください。
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1. 2010/9.pdf
http://www.filebank.co.jp/filelink/4eabffdbc1bf645144fad4fea1d0cf38
----------------------------------------------------------------------------
2. 2010・9.jpg
http://www.filebank.co.jp/filelink/2f8f37a020e4ad32565619c0d9555db4
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写真の彼岸花は唐櫃の棚田に咲いていて,群落の中に一部赤い地に白い縁のあるものもありました。他に豊島では稀に白い花のも見られますが栽培種のリコリス(クリーム色)と違って白地に桃色が入るものです。
彼岸花は3倍体でクローンというのが定説ではありますが,同じ島の中で赤・赤白・白の三つの形質が見られ、これがはたして同じ3倍体の単なる個体変異なのか、ひょっとしてDNA解析すれば離島という隔絶された環境で特異な遺伝子が遺ったものなのか、調べてみる価値はあります。
稲作が大陸からもたらされたのと一緒に彼岸花も来たと考えられていますが、DNA解析から彼岸花がどこから来たか判る場合もあります。

景観の為に棚田に全国から送ってもらった彼岸花を植えるのがアートとして瀬戸内国際芸術祭の将来計画として提案されており、豊島でもしこれをやった場合,どんな影響が出るか,遺伝子的なものだけでなく、例えば一緒に付いてくる土に外来植物の種子や害虫や病原菌なども付随してくる可能性もあります。ほんの最近まで口蹄疫であれほどパニックになったのに,安易に外から生物を移動して良いものか,かなり問題のあるプランだと思います。

かつて豊島は離島であることから、他所から花粉が飛んで来ることもなく交雑の心配もないので、種苗会社が壇山の山頂部の平坦な開拓農家で菜の花などの種子を採る為に栽培していたこともあります。
離島で育ってきた彼岸花などに、外から何らかの影響を与える事が果たしてどんな結果をもたらすのか、今後も注意深く見守る必要があります。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 03:38Comments(0)豊島の風光カレンダー

2010年08月03日

暦 2010/8


桔梗はいつも崖の上に咲いているイメージです。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 10:51Comments(0)豊島の風光カレンダー

2010年07月03日

暦 2010/7


オニユリは豊島の海辺の路傍に咲きます。笹などが生い茂り、見えなくなっている所もあります。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 12:10Comments(0)豊島の風光カレンダー

2010年06月29日

「映画は娯楽であり、フィクション。割り切って考えてほしい」

映画『BADBOYS』のロケが広島市内で行われています。
このロケ開始の記者会見をなぜか県政記者室でなくタカノ橋の「えーる ぶらじる」でやったそうです。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201005280105.html
「映画は娯楽であり、フィクション。割り切って考えてほしい」
正論だと思います。しかし記事の文章を読めば「暴走族映画ではない」と書いてあっても見出しが「暴走族映画」ではざっと見出しだけ読み飛ばす読者は「暴走族映画」と間違って認識してしまうのが残念な記事です。中国新聞は広島では最大部数の影響力がある新聞なのにあれでは困った事です。

ちゃんと手続きを踏んで設定したロケ先がキャンセルになったところが何件か発生しています。それと連動しているかかどうかは不明ですが、本通り商店街でのロケも断られたそうで、サロンシネマ支配人である住岡さんの尽力でタカノ橋商店街がロケに協力することになり、アーケードの各店舗には応援ポスターまで貼られ、それで制作会見も「ぶらじる」で行なったようです。

「鯨守ろう」映画周辺事態とかもそうですが、映画潰しのデモをやっている残念な叩きやすい対象みたいなもんは平気で叩く,叩いても弾丸やロケット弾が飛んで来ないとこではしっかり書いて、
「ジャーナリズムは〜気楽な稼業ときたもんだ♪」
ですか?
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 14:14Comments(0)守れ表現と内心の自由

2010年06月25日

研究機関・教育機関としての本質が問われる時代

日本の大学だけでなく、中国の大学でも同じ事を懸念していました。
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改革で見失われた「大学の精神」=定量評価やめ学問的伝統を取り戻せ—復旦大学長(mixiニュースより)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1253271&media_id=31

2010年6月22日、中国青年報は、復旦大学の楊玉良(ヤン・ユーリャン)校長のインタビュー記事を掲載した。中国では大学改革が声高に叫ばれ、世界の一流を目指すという勇ましい言葉が唱えられているが、むしろそうした改革はマイナスだと楊校長は見ており、功利と流行を追い求めるあまり精神的な虚脱に陥っていると厳しく批判した。以下はその抄訳。

楊校長は直接的な利益ばかりを追い求めていることが中国の大学の問題点だと考えている。試験に合格しさえすれば、就職できさえすればいいと考えている教員、学生が多い。専門を選ぶのも興味からではなく、金を稼げるか、出世できるかを考えてのもの。研究者は論文の評価とプロジェクトをクリアすることに奔走し、学問的な出発点を忘れている。もし大学まで汚職にまみれ、性の取引が横行しているのならば、社会の信頼も得られないと楊校長は話した。

虚脱から抜け出し、精神を養うためには、伝統を築き正しい姿に回帰することが必要だという。具体的には、現在流行する個々の研究者や大学を対象とした定量評価をやめなけれえばならないと提言した。かつて米ハーバード大学のロールズ教授は主著『正義論』を完成させることに没頭、15年もの間、一切の論文を発表しなかった。それでも授業には真剣に取り組み、学生たちも尊敬していた。サイテーションインデックス(SCI、被引用数によって論文の評価を決定するシステム)を利用し、個々の論文を点数で評価するシステムで、偉大な研究者を育てることができるだろうかと疑問を投げかけ、復旦大学では海外の研究者に学部評価を委託するなど新たな方法を試していると明かした。(翻訳・編集/KT)
(以上引用)
************************************************************************************************************
■国立大学の教官に任期制の枠があることに数年前驚いたけど,結局すぐに成果の上がる研究や教育ばかりがもて囃され、地道な基礎科学は蔑ろにされたりする嫌~~~な風潮は香川県の国立大学だけではないようです。しかし、希少糖とか直島でヴェロタクシーとか鉄鋼スラグで人工漁礁とか、十年先まで持続できる研究かどうか、非常に疑問です。

★こえび隊などで島々に渡り,作業する大学生はじめ多くの皆様,連日の作業参加御苦労様です。
できればそれぞれの島々で出会った人や文化や民俗や宗教やいきものや豊島の風光を、大学に帰ってから今後の自身の研究に活かして欲しいです。


  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 11:20Comments(0)大学研究環境

2010年06月24日

里海画報~ひろしまのソウルフード:がんす

広島県呉市広の練物商品の代表格でもある「がんす」という食べ物があります。
魚の練物をフライにしたもので、その起源は同じ広にある岡本蒲鉾が作ったのが最初だそうですが、岡本蒲鉾は「がんす」を意匠登録とか特にせず、それによって同業他社による「がんす」業界みたいなものが広島/呉周辺で形成されてきました。
広島・呉のスーパーや食品店などでは常備商品でもある「がんす」は、近隣他県でも作られ、島根県産の「がんす」が備後西城や東城でも売られており、それは香川県の讃岐うどんがひとつの「讃岐うどん」業界を形成・発展していったのと同じような発展をしている商品でもあります。

■がんす娘。のスケジュール帳
http://gansumusume.sblo.jp/
広で産まれ育った女性の方がブログで自分の店での「がんす」販売/営業活動などの日常を書き綴った「がんす娘。のスケジュール帳」、とにかくポジティブな広島言葉・がんす言葉に溢れており、広島に十三年ほど住んだ自分には懐かしく,時々ブログを読ませてもらい、よく買い物に行ったスーパーの名が出る度に背中に広島まで飛んでいける羽根が生えて来そうになります。

★最近、地産地消の創作料理を謳う料理人や店が瀬戸内海各地はじめ全国で大量発生していますし、それが地域活性化の起爆剤になると行政や商工会も信じて色々イベントや産直市などをやっていますが,どうも、どこでも判で押したような「地産地消」ばかりで、そろそろ鼻についてきた人も居ると思います。そんな風潮に流される事なく「がんす」みたいに地域で愛され食べつづけられる食品を地域の人たちももっと大事にするべきだと思います。

豊島で、例えば旬のママカリをすり身にして平たくしたものをフライにすれば
「ままかりdeがんす」
といったものができそうです。そしてそれを使って
「ママカリカツカレー」
とかのバリエーションもできそうです。
「机上の空論」ではありますが、豊島で「地産地消」という「大文字の言葉」(@宮本常一)を唱える前に、広の「がんす」みたいな地域で本当に愛されるものをもっと大事にするべきです。

■豊島では「ママカリのつみれ汁」「ママカリ三杯酢」「イギス豆腐」他,沢山のソウル・フードがあります。そういった「大文字の言葉」で変に持ち上げる必要のない日常の食文化を瀬戸内海の住民は大切にしています。



(↑写真は三宅水産ではなく、島根県産の「がんす」で、西城のスーパーで買ってキャンプ場で二度揚げしました。美味しかったです。今度三宅水産のがんす食べたら、またレポートしますw)
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 17:00Comments(0)里海画報

2010年06月01日

暦 2010/6


ナワシロイチゴは田植え前後に棚田の畔で実ります。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 12:50Comments(0)豊島の風光カレンダー

2010年05月06日

口蹄疫の情報には冷静に対処してください。

ついったより、
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hakkinton
口蹄疫、報道規制の話題について。公は報道規制は無いという、サイトに情報を公開してる。でも一部の報道関係者は、現地に取材制限があり事実上の報道規制だとツイート。これはおかしい。非情に危険な感染症なのだ、協力するのが社会人だろう。画がないとニュースが成立しないという考えに驚いている。

hakkinton
公式RT拡散希望、【口蹄疫】義憤から政府批判を拡散する方へ。どうか冷静になって下さい、お願いします。私は本州の養豚家の一人です。私達は疾病も恐れてますが、報道過熱や風評も恐れます。本当に畜産界を心配されるなら、明日から宮崎をはじめとした国産の畜産物を買って下さい。それが支援です。 11:19 PM May 2nd webから あなたと100+人がリツイート

usi_930
大事なこと書き忘れた。確かに大変な事ではあるんだけど、自分の主義主張を正当化する為、何かを叩く為のツールとして口蹄疫問題を使っている人が一部に見受けられるのは非常に残念。 #kouteieki 約3時間前 webから あなたと11人がリツイート

 酪農家として皆さんにお願いしたい事は「1・無闇に牧場等に立ち入らない」「2・ネット等で聞きかじった知識を喧伝しない」「3・現場の人や関係者の邪魔をしない」の3点です。苦情の電話やメール、間違った情報の広まりや思わぬ行動へ出る方への対応。その人手すら勿体無い。#kouteieki 約4時間前 webから

また点滴や注射は農家で勝手にはできないし(獣医師の立会が必要)、こういう場合は更に面倒な手間や人手が必要だろうし…とまあ、もし自分が…と想像するだけでも胃が痛む。そんな所に呑気に突撃取材や電話されても対応する気にはなれない。 #kouteieki 約4時間前 webから

三つ目。家畜を処分するというのは想像以上に時間とお金と人手が掛かる。通常、乳牛の場合は点滴や注射で殺して、重機等で畜舎外に引っ張り出し、処分業者に引き渡して終わりですが、疫病等の場合牧場の敷地に埋めるはずなのでそのための重機や人手が必要。 #kouteieki 約4時間前 webから

二つ目。「報道規制」についてだが、これは風評被害の面もあり仕方が無いのではないか。私の見る限りでは最低限の報道は為されているようにも思う。仮に新聞・TVで大々的に報道し、ワイドショーに取り上げられたとしても、正直デメリットしか感じない #kouteieki 約4時間前 webから

もちろん全額保証とはいかず、再び同じ頭数確保するには程遠いような微々たる額しか出ないだろうとは思う。廃業する所もあれば続ける所もある。というのが実際のところだろう。BSEの時もそうだった。 約4時間前 webから

まず、当該牧場の家畜が処分されるのはご承知の通りだが、それがイコール廃業というわけではない。ネットの一部では保証制度を管轄する部署が仕分けされたから廃業確定のような情報があるが、そんな事はない。 #kouteieki 約4時間前 webから

今回は少し真面目に。「口蹄疫」問題について牛飼いの端くれとして思うことをづらづらと書いてみる。#kouteieki

*********************************************************************************************
実際に危機に直面している酪農家の現場など知らんぷりして色々無責任な発言する残念な人がとても多いし、それはPolicy Launderingでしかないし、そんな言説にはまったく同意できません。上のみたいに心を痛めている酪農家のつぶやきをついったでも見受けるが、そのへんが一番問題で、嘘のない情報伝達が第一です。

■あと、GIGAZINEがこの間の経緯を公平な視点で巧くまとめてくれています。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100507_kouteieki_matome/  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 22:56Comments(0)ネットリテラシー

2010年05月01日

暦 2010/5


メダカ王国の豊島に、数年前「ビオトープを作りませんか?」と言ってきた人たちがいましたが、豊島の人たちは笑って取り合いませんでした。そもそも島全体がビオトープなのに・・・。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 13:58Comments(0)豊島の風光カレンダー

2010年04月28日

心の島~豊島

「心の島~豊島」
4月18日のアースデイと4月24・25日の豊島学(楽)研究発表会を無事終える事ができまして、ご参加・ご協力本当にありがとうございました。
今年も5月4日にお大師参りがありますが、毎回島の皆様がなさる心からのお接待について、聞く所によると、先の戦争中でも普通に行われてきたそうで、信仰に裏付けられた粘り強さと逞しさと一緒に、柔らかくしなやかで自由な豊島の「心」に打たれます。
お大師の信仰だけでなく、初日の出に手を合わせ、盆踊りを輪になって踊り、八幡様の秋祭りでは太鼓台をかき、また近世の切支丹や戦前・戦中の賀川豊彦をはじめとする基督者を優しく受け入れてきた歴史の他、多様な宗教を敬虔に信仰してきた豊島の人たちの足跡が島中に見られます。そしてそういった信仰は、ママカリやベラやヒラメやフグやニシ貝等海の幸や豊島石や棚田米や牧牛等の里山の幸など、島の豊かさに支えられて続いて来た事を強く感じます。
毎年お接待のおにぎりやお寿司や心太や甘夏の美味しさに感動(!)しながら、お大師の札所を廻らせていただいておりますが、行く道々で豊島の人たちが持ち続けてきた精神性の高さを強く感じます。そんな豊島の人たちの精神性を僭越ながら漢字で表現させていただくとしたら、それは「神聖な島」などという取ってつけたような仰々しい表現ではなく、やはり「敬虔な心の島」または「豊かな心の島」、短くまとめたら「心の島」という表現が一番相応しいと思います。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 17:33Comments(0)住民が守る里海

2010年04月17日

豊島学(楽)会第4回研究発表会

豊島学(楽)会第4回研究発表会
■主催:豊島学(楽)会 ■協力:廃棄物対策豊島住民会議 豊島学(楽)会事務局
香川県小豆郡土庄町豊島 豊島公民館他
2010年4月24日(土) 13:00 開会・経過報告(豊島公民館)
13:15~14:15 記念講演「ゼロ・ウェイストと上勝町のまちづくり」(仮題)
   藤井 園苗氏(上勝町ゼロ・ウェイストアカデミー事務局長)
14:30~18:00 一般発表(早稲田永田研・香大稲田・鹿大長嶋・伴場・遠部・市村他)
13:00~18:30 ポスター発表展示(コアタイム17:50~18:30)
19:00~21:00 懇親会(てしまリゾートにて)
25日(日) ワークショップ「処分地跡地の活用方法を考える」
9:00~10:00バスにて、島内見学(処分地、現代芸術祭関連施設中心に)
10:00~13:00 豊島公民館にて、跡地活用法を考えるグループ討論など
【豊島の処分地の見学】24日(土)10:00~12:00 25日(日)13:00~15:00
【参加費:学会参加費】一般3,000円・学生1,000円(島人無料)ワークショップ参加費(弁当)3,000円 【懇親会費】5,000円 処分地見学参加費(送迎ガイド付)1500円
【宿泊】事務局で一括手配。宿泊場所:てしまリゾート1泊朝食付 六千円 
宿泊される方は懇親会が夕食をかねていますので、必ずご参加下さい。
【参加申込】参加希望者は参加申込書に必要事項を記入の上、学会事務局まで
〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-30 環境監視研究所内
■tel06-6574-8002 fax06-6574-0876 e-mail:nakachi@triton.ocn.ne.jp
■郵便振替口座 00980-1-318741 口座名 豊島学(楽)会
★申し込みは4月18日(土)までにお願いします。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 19:35Comments(0)住民が守る里海

2010年04月16日

MAY REST IN PEACE!

MAY REST IN PEACE!
HE↓ KILLED BY NUKES.
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041501000372.html


リンクと写真は別に関係ないけど困った状況の写真です。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 02:08Comments(0)住民が守る里海

2010年04月13日

番組紹介~瀬戸内いのちのうみ「ふしぎ!!の海」

ふるさと発スペシャル 瀬戸内いのちのうみ「ふしぎ!!の海」

チャンネル:総合/デジタル総合
放送日: 2010年4月16日(金)
放送時間:午後3:15〜午後4:00(45分

瀬戸内海には世界でも珍しい「ふしぎ」がまだまだ眠っている。
一年のうちわずかな間しか見られない海底の神秘に挑む
「海底にゆれる黄金の花畑」。悲劇の伝説そのままに、
島が消えてゆくという謎に迫る「伝説通りに消えてゆく島」。
平地がほとんどない島で、高さ30mを超える石垣を築き、
棚田を作りあげた一人の老人の苦闘を描く「島にそびえる天空の棚田」。
番組では、驚きいっぱいの「ふしぎ」を紹介する。
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20100416-21-32621
★田ノ浦のスギモク(06/5/14)
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 23:29Comments(0)住民が守る里海

2010年04月13日

異議申し立て~交通アクセスなど

以下は知り合いのこえび隊員のブログからの引用です。
(本記事は著者の承諾を得て引用させていただいております。)
******************************************************************
今日の記事は、瀬戸内国際芸術祭2010のサイトにある港から島々へという交通アクセスの記述についての異議申し立て (^_-)-☆

問題と思われる箇所は、画像(http://shiokaze.main.jp/archives/img/access-thumb.jpg) に赤色破線で示した部分・・・タイトルが髙松港・宇野港から島々へとなっているので、豊島へのアクセスも宇野港を基点(小豆島フェリーは、豊島住民も認める主要航路だと思う)とすべきなのに、何故か小豆島を基点として記述(しかも、備考扱いで・笑)している。これでは、豊島へのアクセスは、高松港から小豆島経由(豊島フェリーもありますが)でと勘違いしそうです。というか、そのように誘導したいという意図が働いているのだと思いますが、後々、一般の利用者から不親切、解りづらいとの指摘を受けるのではと危惧しております。

この件に関しては、既にこえび隊を通じて、実行委員会にも伝わっている筈ですが、念の為、こちらにも一筆啓上した次第です <(_ _)>
http://shiokaze.main.jp/archives/2010/04/13-0627.php
****************************************************************
(引用ここまで)

現在豊島の人たちは高松の赤十字などの病院に通うのに高速挺の便が使いにくく、宇野に出てそこから宇高フェリー航路二社で高松に出る人が居り、そんな中でフェリーの廃止云々や高速艇のダイヤの不便さなど、交通アクセスの不満をよく自分にも聞かされます。

1950年の香川年鑑の航路図がありました。


豊島・直島の人があんまり高松に渡る用がなかったのは、天領で讃岐松平藩とは交流は少なく対岸の備前の方とつながっていた時代もあり、その辺は大昔の航路を見たらはっきりわかります。国鉄連絡線以前の近世の四国の玄関口は三本松・引田か丸亀・多度津だった筈です。更に中世には春日川・香東川の河口干潟でしかなかった高松でした。
豊島産廃不法投棄事件の最初の頃は県がなにも話を聞いてくれないのに怒った当時豊島村の住民が対岸の玉野市に合併を申し出たりもしました。そんな時代の流れをちゃんと踏まえていろんな事は進めて欲しいです。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 12:12Comments(0)オリーブ諸島

2010年04月05日

シュタイナー軍曹、「35歳問題」をどう思いますか?

■このままではニッポンは自滅 深刻化する35歳問題 (ゲンダイ)
*******************************************************************
「35歳問題」が深刻化している。団塊世代に次いで人口が多いジュニア世代の活力が急激に失われているのである。
この問題を最初に取り上げたのは、大手シンクタンクの三菱総合研究所だ。昨年3月、1万人に及ぶ35歳世代を調査し、20年後をシミュレーションした。それによると、このまま雇用の非正規化や所得の低迷が続いた場合は、「GDP成長はゼロ成長」となり、適切な政策実施が遅れれば「消費税は18%」が想定される。
個人の実質的な所得水準は、「スパイラルダウン」となり、35歳世代の年収は大きく減る。

実際、30歳から34歳の収入を1997年と07年で比較すると、07年世代は大きく減っている。世帯所得では400万円以上の割合が減って、299万円以下が増えているし、 男性の所得水準は約200万円も低下して300万円台になっているのだ。この調子だと内需拡大など望むべくもないが、この傾向が好転するどころか、ますます悪化しているからイヤになる。

完全失業率(5.7%)、有効求人倍率(0.42倍)は過去最悪。勤労者世帯の可処分所得は前年比実質3.2%減。単身者の場合は9.2%も減ってしまった。この先、一体、どうなるのか。

SMBCフレンド証券の中西文行氏はこう言う。
「ジュニア世代は、結婚しない理由に収入が少ないことや、結婚後に経済的な負担が増えることをあげる。 今後もそうした傾向が続けば、経済は縮小してしまいます。私は『もっと元気を出せ』と言いたい。
 親の団塊世代だって貧しかった。だからこそ、結婚を機に奮起しようと考えて頑張ったのに、 ジュニア世代にはその気概がない。所得や消費の面で日本の将来を支えるジュニア世代がこんなに頼りないのでは、 先行きは真っ暗です」

こうしたジュニア世代は1973年生まれ(現36〜37歳)がもっとも多く、200万人もいる。 団塊ジュニアが48歳になる13年後、65歳以上の年寄りを、現役世代の3人で1人を支えることになる。 こりゃあ、改めて、絶望的である。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_family__...
*******************************************************************
映画「CROSS OF IRON」という自分が大好きな映画があるけど、主人公が戦闘中負傷して入院した野戦病院で慰問の為のパーティがあって、肉や酒がいっぱい並んだ前で慰問に来た将官が「君たちは野菜を食べて健康になれよwww。」と、野菜だけ残してお肉を全部かっさらって帰るシーンがあったけど、まさに団塊オヤジはその将官そっくしです。「35歳問題」を深刻化させた張本人の、高度経済成長やバブルの「いい時代」が忘れられんのか、それとも自分たちの受け取る医療や年金の財源(お肉)とかの方が心配で、35歳以下の若者の現状など本当はどうでもいいのがよく判る主張です。
映画の鉄十字章を佩用するシュタイナー軍曹は、机をひっくり返して大暴れしたけど、団塊ジュニアは何をひっくり返して大暴れしてくれるのか?まあ、そっちの方面の「気概」を激しく期待します。
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 12:19Comments(0)憲法二十五条

2010年03月27日

暦 10/04

アマモが微笑みながら揺れる四月の豊島の海です。
★4/18(日)アースデイかがわin豊島
チラシ.pdf
http://www.filebank.co.jp/filelink/920bf8ed764a0f6044fad4fea1d0cf38
  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 01:25Comments(0)豊島の風光カレンダー

2010年03月26日

木村水産の社歌は、現代の「ええぢゃないか」では?

この歌はひょっとしたら「ええぢゃないか」になるかもしれない破壊力があります。
♪上がる上がるよ消費税 
 金持ちの友達一人もいない
 来るなら来てみろ大不況 
 その時ゃ政府を倒すまで 
 倒せ倒せ政府  
 シジミのパック詰め 
 シジミのパック詰め
http://kawasoko.com/

★豊島の棚田の溜池から流れ出る用水路でマシジミをみつけました。(009/10)  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 14:22Comments(0)憲法二十五条

2010年03月25日

■備讃瀬戸の島々の「生物多様性」


★豊島唐櫃沖で網にかかったナウマンゾウの牙

★豊島礼田崎貝塚で見られる一万年前のヤマトシジミと縄文早期の土器片

■備讃瀬戸の島々の「生物多様性」
最近,考古学や海洋生物などの研究者と一緒に豊島・小豊島・直島諸島・櫃石島・犬島諸島などの島々を渡り歩いています。行く先々の海辺には海岸ゴミの漂着や開発や汚染等で生物の種類も少ない場所も多く,更に砂浜は海砂採取でやせ細り干潟などが見られない場所も多いです。海の底は海砂採取や海底ゴミで荒れ,スナメリなどの姿も見られません。そして「生物多様性」に関して目立つのは、アサリなどの二枚貝がとても少ない事です。貝殻はたくさん拾えても生きた姿を見ることは稀です。森造りの活動家からの話では,耕作放棄が進んで竹が増えすぎ土壌から養分を奪われ海に養分が行かないのが一つの原因で,ダムや河口堰や護岸工事によって更に河川からの養分供給が止まり海の食物連鎖の最下層にある植物プランクトンが育たず、それを捕食する動物プランクトンも当然育たず、二枚貝などの餌になるプランクトンが少ないそうで、養殖の海苔に色が着かないなども同じ原因です。時々岡山の吉井川水系ではダム放流などの対症療法も試みられていますが河口域だけの限定的な効果しか見られず、根本的な対策を編み出せていません。高梁川水系では、ダムや河口堰で養分供給が止まる上に生活排水などが綺麗に浄化され、コンビナート建設などで干潟が消失している事で川からの淡水が海の水とうまく混ざって汽水域を作らず淡水のままでかなり沖まで出ていくようになって、底物の漁獲が激減しているそうです。
 「生物多様性」の問題以外でも気になった事があります。それは多くの遺跡が山林の荒廃や開発や不法投棄で破壊され見られなくなったり場所さえも判らなくなっている遺跡が多かった事です。また豊島の産廃不法投棄現場のように、遺跡が破壊される事が環境破壊の第一歩になってしまった場所もあります。海辺にある貝塚は海砂採取による砂浜の消失で台風などの波による侵食が危惧されており、それは地球温暖化による海面上昇を云々する以前に深刻な問題です。
さて、ここで時計の針を寒冷化で海面が低下していた二万年位昔に戻してみましょう。高度経済成長期以前の備讃瀬戸では、底引網に氷河期のナウマンゾウの牙や骨がかかったり旧石器時代のサヌカイト片や縄文早期のヤマトシジミなどの遺物が付近の海岸や貝塚などに転がり,見張しの良い海が見渡せる場所には古墳や祭祀遺跡があったり、そして浜辺では縄文・弥生・古墳時代・中世・近世の土器や陶器片が沢山拾えたそうです。そして遺跡から出土する貝類や鳥類や魚類の骨などからは、海進(温暖化)・海退(寒冷化)を繰り返してきた瀬戸内海の環境の変化を乗り越えながら多様な生態系を巧みに利用する事で生きてきたわたしたちの先輩たちの足跡が窺えます。このように瀬戸内海の遺跡は、一万年以上前から始まる瀬戸内海の自然環境とそこで生き続けてきた人々が織りなしてきた文化の多様さや豊かさを証明するものでもあり、今流行りの言葉ですが「里海」という、人々が守り育ててきた環境の「生物多様性」を裏付ける大切な資産でもあります。  

Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 11:21Comments(0)生物多様性?

2010年03月25日

■遺伝子的な「生物多様性」の大切さ

■遺伝子的な「生物多様性」の大切さ
 絶滅危惧種の保護に関しては「珍しいから増やせばいいのか?」と言う問題があります。
 メダカやタナゴやホタルや水草などを増やす運動も各地で見られますが、絶滅危惧種・危急種の保護を熱心にやる活動はマスコミが賞賛して取り上げる事が多く,行政や環境団体にも予算や助成金が手厚いです。しかし、絶滅危惧種と一緒に生息する他のありふれた生物たちの事はあんまり考えない活動・事業・自治体・企業が多いのも実態です。
しかし単純に生物種が多いだけの「生物多様性」よりも本当は遺伝子的な「生物多様性」が大切なのではありませんか?



★上の二枚は92年11月3日坂出市木沢塩田跡地のアツケシソウです。

最近岡山理科大学の星野先生が浅口市の寄島塩田跡に自生していたアツケシソウのDNAを解析した所,北海道のアツケシソウとは無関係で朝鮮半島に起源があることが判り、瀬戸内海(古代吉備)と朝鮮半島との交流の歴史が遺伝子的に裏付けられた例があります。こんな事がありますから、企業の利益追求でなくても、たとえ景観づくりや地域興しの為であっても,他所からアツケシソウを持ってきて増やすような事をしてしまったら、もう星野先生が成し遂げたような貴重な研究もその場所ではできなくなってしまいます。県内にもアツケシソウの自生地がかつて塩田のある場所では普通でしたが、屋島の塩田跡地のアツケシソウは保護のために特に何もしないまま宅地開発で埋め立てられ消滅、木沢塩田跡地のアツケシソウは地元の小学校で保護の為に児童が育成して観察を続けていましたが産廃埋め立てで自生地が消滅し、県内では詫間のゴルフ場の敷地内位であまり見られなくなっています。もし、今後アツケシソウの保護を行政や地域住民が考える場合,遺伝子レベルでの「生物多様性」を考えて保護なり放置(?)なりして欲しいものです。
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Posted by 馬占山(Ma Zhanshan) at 10:55Comments(0)生物多様性?